「庚子(かのえね)」の性格、恋愛傾向、男女別の特徴【四柱推命】
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目次
「庚子」は「庚」と「子」の性質を合わせ持つ
「庚子(かのえね)」は、四柱推命の十干(じっかん)の「庚(かのえ)」と十二支の「子(ね・ねずみ)」が組み合わさったもの。
六十干支、十干、十二支について詳しく解説
「庚」は五行の「金の陽」
「庚(かのえ)」は、陰陽五行説における「木火土金水」の5つの気の「五行」を、陰と陽にわけた「十干(じっかん)」のひとつ。「庚」は「金の兄(え)」であり、陰陽では「陽」とされています。
鉱物や金属、鋼や剣などのように、固く強い性質や鋭くとがったものを象徴します。
「庚」はどんな性質?
ストレートで正直者、スパッと潔い決断力に優れた一面もあり、現状維持よりも前向きに変化を起こすタイプです。ただ、頭で考える前に体が動いてしまうせっかちなところも。
「子」の季節は「冬の12月」
十二支の最初の「子(ね・ねずみ)」。十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「子」の担当月は12月。二十四節気の「大雪(たいせつ)」と「冬至(とうじ)」の時期です。
担当時間は深夜23時〜1時の2時間。
寒くて暗い陰の気から、冬至を超えたり日付が変わるなどしてゆっくりと陽の気が入り込むことによる、新たな活動の始まりを象徴します。
「子」はどんな性質?
用心深い・機敏・直観が鋭いなどの性質を備えています。
細部まで用心深く観察し、抜かりなく動くのが特徴。チャンスだと判断すれば機敏に動きますが、結果を急いで失敗することも。ただ、追い詰められたときに発揮するパワーも絶大。
「庚子」はどんな性格?
「庚子」の基本性格
活発 鋭い洞察力 恋はモテモテ
「庚」の変化を起こす力と「子」の抜かりなさが合わさって、先々まで見通しながら活発に前進していく性格です。
心の中には、「こうなりたい」という理想像や誰かや何かに負けたくないという闘争心も強く抱いているでしょう。ただ、激しいほどの感情があっても短絡的に勢いだけで行動することはありません。洞察力が鋭くて用心深さも備えているので、さまざまなパターンを想定した上で計画的に物事を進めていきます。結果的に、権威と闘って勝つこともあるでしょう。時々自信過剰にもなりますが、自分の良さを認めて上手にセルフプロデュースができるタイプです。
「庚子」の恋愛傾向
パッと見た雰囲気から人の恋心を刺激して、たとえ恋人がいるときでもモテることが多いでしょう。また、好きになった相手に恋人がいたとしても、自分の恋心に忠実。略奪への戦略を練ってアプローチをする大胆さがあります。ただ、恋人になってから常にべったりと一緒にいるわけではありません。遠距離恋愛になっても揺るがない愛の持ち主で、絆と信頼を育むことができます。
「庚子」の仕事運
仕事となると、手先の器用さや色彩感覚の鋭さが大きな武器になります。また、工夫を積み重ねることも上手なので、どんな分野でも経験を積んでスペシャリストとして活躍できるでしょう。夢を実現させる力が強いので、目指すものがあるならその道を貫くといいでしょう。
美容師やヘアメイク、スタイリストやパタンナーなどは適職。また、カラーコーディネーターや建築デザイナーなどでも活躍できます。
女性の特徴
頭脳明晰でさっぱりした性格なので、ストレートに的確な発言をします。自分を甘やかすことも人に甘えることもほとんどないけれど、頼まれごとはすんなりと引き受けて金銭的なサポートをすることも。
男性の特徴
頭がよくて、たいていのことは器用にこなせます。ただ、それで満足せずに「もっと上へ」と向上心を抱くタイプ。ライバルがいるとさらに燃えますが、闘争心をむき出しにすることはありません。