> 監修者・占術紹介
タロット王国主宰。
魔術的タロット実践研究家。西洋神秘主義思想の研究家。
法政大学法学部卒。18歳から「生の探求」を始め、無教会主義の高橋三郎氏を師とし新約聖書学を学ぶ。
また哲学者谷川徹三氏に入門し「生の哲学」を学ぶ。
29歳「生の探求」を実践するためタロットのプロ活動に入り、「タロットの魔術的理論と実践法」を追求し、2024年で51年となる。
2003年「魔術師の神殿体系」を確立し、その実践と教育を学ぶ場としてタロット王国を設立し、人材の育成に努めている。
2015年著書「魔術師のトート・タロット」を発表する。
■書籍
魔術師のトート・タロット
新体系本格完全解説(駒草出版)
『魔術師のトートタロット』は世界中で最も難解と言われてきたトートタロットを、監修者レオン・サリラが長年の研究によって確立した『魔術師の神殿体系』に基づいて、現代の条件に合うように進化させた鑑定法です。
一般的なタロットとは違う【新時代のトートタロットとして新しくデザイン制作したカード】で、先の見えない現代を生きる、あなたの人生に新たな境地を開き、運命を変える術を授けます。
20世紀最大の魔術師アレイスター・クロウリーによって1944年に考案され、弟子のレディ・フリーダ・ハリスが絵を担当したもので、クロウリーの没後20年以上も経過した1969年に、新しい時代のタロットカードとなって誕生しました。
78枚から成り、クロウリーが確立した「テレーマの哲学」を中心にして、カバラ魔術、占星学、エジプト・ギリシア・ユダヤ等の神話と秘教など、宇宙のあらゆる叡智が組み込まれており、一般的に有名なライダー版タロットと双璧をなすカードです。
トートタロットには、人間が避けては通れない「人生の13の障害」とそれを完全に乗り越える「創造的な能力」を見出す方法が封じ込められています。トートタロットは、人生の基本的障害として、13の実際的な障害を暴き出した唯一のタロットカードです。
人生の13の障害は、エジプトのオシリスとイシスの神話に関連しています――
オシリスは、古代エジプト世界に確立された、神と人間が結びついた宇宙を象徴する。しかし、弟セト(悪魔の象徴)の妬みによって類まれな美しい箱(棺(ひつぎ))の中に閉じ込められ、殺されてしまう。これは人間から豊かな美しい人生が失われたことを意味する。
妻イシス(人類・人間の象徴)は、死の川ナイルに流されていたオシリスを探し当て、生き返らせるが、再びセトに発見され、オシリスの身体は14に分断されてしまう。性器を除く13の身体はイシスによって探索され、結び集められてオシリスは復活する。
――このオシリスとイシスの物語は、人の欲望(何らかの権威を追求する)は思考の形成と結びつくことによって増強され、欲望が人生に障害をつくり出すことを伝えようとしています。
トートタロットは、この神話に表された13の障害を、カードを通して具体的に明らかにしてくれているのです。
過去から未来、そして今直面している問題に対してすべてをリーディングします
あなたを取り巻く不安や悩みの深部までを明らかにし、取り去るリーディングをします
> 監修者・占術紹介