マイン・ルシア・デ・オシュン(マイン=母、ルシア=名前、オシュン=神様 ⇒ 聖なる母ルシア)
ブラジル・バイア州生まれ。ブラジル伝統宗教カンドンブレにおいて「聖なる母」※の称号を持つシャーマン。 現在、愛知県名古屋市近郊に祭祀場を構え、数多くの人々の相談に応じている。相談者でもっとも多いのは、日本国内で働く外国人労働者。 彼らの人生相談に応じるうちに「とにかく言うことがあたる」とクチコミで評判が広がり、今では全国から相談者が訪れる。 独身女性から、会社経営者まで、国籍、老若男女問わず、慈悲深く相談に応じている。 ※「聖なる母」……カンドンブレの祭祀場(テヘイロ)をつかさどる女性リーダーにのみ与えられる冠称
ブラジル人約200万人から信仰されているカンドンブレ。その中で、「聖なる母」の称号を持つルシア。
カンドンブレは、バイア州にひろまっているアフリカ起源の宗教です。 カンドンブレの神々は、オリシャ(Orixa)と呼ばれ、それぞれのオリシャには自然現象や色、曜日、好物、司る人間の内臓などが割り当てられています。 神々の数は地方やテヘイロごとに差異があり、その正確な数はだれにもわからないとされ、 これは各地の精霊信仰や日本の神道における八百万の神にも通ずるものがあると云われています。
私が、オリシャの神々とともに働くようになったいきさつ “オリシャたち(アフリカの伝統宗教であるカンドンブレ教の神々)との最初の遭遇は、私が7歳のときに始まりました。 当時、私の父は重病で、家族みんなが心配していました。ある日の朝、目が覚めたときに、私の手のひらに【メッセージ】が 書かれているのに気がつきました。それは、“70”という数字。私は、父が70歳までは他界しないということを直感で悟りました。 直感が冴え始め、神秘体験が起きたその日以来、私は健康に関して多くの問題を抱え始めました。 私は13歳でスピリチュアリズムを形成しましたが、15歳のときに、ブラジルの心霊連盟に、 オリシャたちが降りてくるのを中止してくれるよう申し立てました。 なぜなら、当時はまだスピリチュアル的な仕事をしたくなかったのです。 しかし、運命の時が来ました。ある時、ヤラオリシャ(女性聖職者で、カンドンブレ祭祀場である“テヘイロ”の長)が、 私のオリシャを通じて降りてきて言ったのは、「あなたの使命、そして天職は、生涯日本で人々を助けてあげることです」ということでした。 つまり私は、運命に「選択の余地がない」と通告されたのです。 こうして、28歳で日本へ初めて来ました。それ以来、私は神聖なオリシャたちと仕事をしながら人生を歩んでいます。 そして、今まで多くの方々の手助けをしてきました。私は、命の終わりまで、ここ日本ですべての人たちに手助けをしたいのです—。 マイン・ルシア・デ・オシュン
> 監修者紹介