にほん昔話占いで読む来月の運勢〜2024年12月の太郎と姫とおじい〜

11月

12月
師走

にほん昔話占いでお届けする今月の運勢。1年の運気の波と、今月がどんな時期になりそうかをご案内いたします。翌月の運勢は毎月25日に公開。

12月の運勢は？

つるのおんがえしのつう

[打ち出の小槌期]

思い通りに事が進みやすい運気です。仕事も恋も順調で、願望成就の可能性が高いでしょう。思い立ったらすぐに行動するのが成功の鍵です。好機を逃さないように意識したい月です。

また、美的感覚にすぐれ礼儀正しさも宿ります。そのお陰で、周囲からの注目度が高まることに。華やかできらびやかな舞台で活躍できそうです。

「打ち出の小槌期」の「つう」には、派手な大喧嘩をしてしまいそうな気配もあります。やる気がみなぎり、自己主張せずにはいられないのかもしれません。ぶつかることを恐れなければ、美しい勝利を手にできそうです。

はなさかじいさん

[はたおり期]

秘密裏に行動したいとき。密かに計画を練ったり、弱点を克服したりと、「はたおり期」は忍耐強く努力することに適しています。この時期の頑張りは、将来的な幸せや成功をもたらすでしょう。

秘め事との縁が強い時期で、恋ならば不倫や浮気など道ならぬ恋の魔の手が忍び寄ってきそうです。お金であれば、今は動かすよりも貯蓄する方が向いています。

「はたおり期」の「はなさかじいさん」は、周囲の影響を受けやすくなります。甘い言葉にそそのかされて、大金を失ったり、よからぬ道に足を踏み入れたりするかもしれません。たとえよい話でも即決即断は避け、決断する前には信頼できる人に相談するとよいでしょう。

きんたろう

[ここ掘れ期]

忍耐強く物事に打ち込める時期。すぐには結果が出ないかもしれませんが、「ここ掘れ期」の頑張りがこの先花開くことになるでしょう。

対人運は良好です。家族や家族同然の人に、ごく自然にやさしく接することができそうです。また、人のために時間やお金を優先して使えば、より充実した毎日を過ごすことができるでしょう。

「ここ掘れ期」は「きんたろう」にとって、はなかなか結果が出ないとき。やりたいことがあっても、見えない圧力に押さえつけられている感じがして動きづらいかもしれません。希望を捨てず、我慢強く取り組みましょう。

かぐやひめ

[力くらべ期]

挑戦心が宿ります。未知の世界を開拓し、周囲に戦いを挑むような精力的な日々を過ごすことができるでしょう。やることなすことうまくいき、新たな可能性を見出す気配もあります。

また、たとえ失敗しても責められたり憎まれたりせず、周りと切磋琢磨しながらさらに成長していける時期です。よき仲間に囲まれて、力強く前進していけます。

「力くらべ期」の「かぐやひめ」には、急に目の前が開けるような状況が起こるかもしれません。障害がなくなるなど、可能性を感じたら行動を起こしましょう。元気がみなぎり、自分の魅力を最大限に表現できるでしょう。

ももたろう

[求婚期]

あなたの魅力が最高潮に高まります。内面も外面も光り輝き、多くの人を魅了するでしょう。同時に複数の人から求愛されたり、周囲に人が集まってきたりしそうです。金運も人とのつながりからもたらされることになりそうです。

その一方で、ご縁のない人とは距離ができるとき。この時期に疎遠になるのは、あなたにとって必要ない人物だからと割り切って問題ありません。

「求婚期」の「ももたろう」は、普段とは異なる種類の仲間が増えそうです。その影響で行動範囲が広がり、いろいろな経験や出会いを得ることができるでしょう。先入観を捨て世界を広げるようにしましょう。

いっきゅうさん

[鬼ヶ島期]

強い信念が宿り、それを支えてくれる仲間が見つかります。「鬼ヶ島期」には、いつもより存在感を放ちながら予想以上の結果を出すことができるでしょう。尊敬できる指導者として周囲から慕われることになりそうです。

恋愛運も好調で、あなたの思い通りの展開に持っていけそうです。自信をもって行動すれば、絶対に不可能だと思っていた恋を成就させられることもあるでしょう。

「鬼ヶ島期」の「いっきゅうさん」は、手腕をおおいに発揮できそうです。得意分野を活かし、次々と難問を解決することができるでしょう。謙遜せず、積極的に行動しましょう。

うらしまたろう

[とんち期]

頭が冴え渡る場面がありそうです。瞬間的に状況を正しく見極められ、「とんち期」ならではの、機転を利かせた対応をすることができるでしょう。仕事運も好調で出世の話が出る可能性も。それに比例して金運もよくなるでしょう。

仕事や勉強でさらなる成長ができる時期ですが、その一方で私生活は後回しになりがちに。恋愛に対する熱意に欠け、出会いがあっても見送ってしまいそうです。

「とんち期」の「うらしまたろう」は、集中力に欠けるところがあるでしょう。うっかりしてミスをしてしまう気配があります。仕事やお金、約束など、大事なことは書き留めておくのがおすすめです。

さんねんねたろう

[竜宮城期]

たくさんの喜びが巡ってきます。楽しい仲間に囲まれて毎日が充実し、気持ちのよい日々を過ごすことができるでしょう。やりたいことが次々と見つかって、未来に明るい希望が持てそうです。

その一方で快楽に溺れる兆しもあります。暴飲暴食で体重が増加したり、無意味な時間を過ごしてしまったりすることもあるかもしれません。楽しみながらも自らを律することが必要な時期です。

「竜宮城期」の「さんねんねたろう」には、多くの幸せが訪れるでしょう。これといった問題もなく、順調に計画を前に進められるときです。

いっすんぼうし

[お目覚め期]

ずっと考えてきた計画を実行に移せそうです。知らぬ間に自覚している以上の能力が養われていて、想像をはるかに超える成功を手にすることができるでしょう。

その一方で、現状維持を望み変化に抵抗してしまうと、あなたが望まない方向にものごとが勝手に突き進んでしまうことがありそうです。焦らなくてもいいのですが、絶好の機会を見逃さずに一歩踏み出す方が、良い変化の波に乗れるでしょう。

「お目覚め期」の「いっすんぼうし」には、無理難題にも立ち向かう知恵と勇気が宿ります。持っている力を最大限に発揮して、大きく成長できるでしょう。どんなに壁が高くても逃げずに取り組んでみましょう。

9つの運気解説

一

[はたおり期]

｢鶴の恩返し｣のつうが隠れてはたを織っていたように、あまり派手に動かず密かに物事を進めたいとき。準備期間。秘密の恋にはご用心。

二

[ここ掘れ期]

｢花咲か爺さん｣が豊かな実りを手にしたように、素直に1つを掘り進めるとき。頑張りどき。また、身近な存在に慈愛の心で善行を重ねるといいとき。

三

[力くらべ期]

｢金太郎｣が自分よりも大きな動物とも相撲をとりながら、仲間として楽しい日々を送ったように、エネルギッシュに動ける時期。活発な交流が吉。

四

[求婚期]

｢かぐや姫｣が何人もの男性から結婚を求められたように、人気が急上昇するとき。美意識や魅力も高まって、さらに人気が出るという好循環の渦に。

五

[鬼ヶ島期]

｢桃太郎｣が強い決意で鬼ヶ島へと向かったように、自信と勇気をもって行動することで前進できるとき。真心を忘れなければ、よき仲間もできるはず。

六

[とんち期]

とんち名人の｢一休さん｣のように、大きな危機も特大の好機に変えるひらめきが湧くとき。それを実行すれば、自信も実績もうなぎ上りに。

七

[竜宮城期]

｢浦島太郎｣が竜宮城で楽しく歌って踊った日々を過ごしたように、うきうきした毎日を過ごせるとき。ただし、浮かれすぎは自爆の引き金に。

八

[お目覚め期]

｢三年寝太郎｣が、3年間も横になり思案した後にむくっと起き上がり村を救う行動を取ったように、いよいよ覚醒するとき。どんな行動を起こすかは自分次第。

九

[打ち出の小槌期]

｢一寸法師｣が、鬼に食べられても腹の中から攻撃して鬼を倒し、打ち出の小槌を手にしたように、知恵ある行動で勝利を得るとき。礼儀正しさも武器に。

生田目浩美.
なまためひろみ

気学風水鑑定家、心理学研究家。風水師・成合弘氏に師事し、姓名判断・九星・風水・家相・手相など幅広く学ぶ。女性たちが持つ悩みに寄り添い、どのようにすれば楽しく前向きに生きることができるのかといったコツを伝授することから、特に女性からの支持・信頼が厚い。著書「風水できょうからプチ改名」（ペンギン書房）を通じて、新しい開運を指南し生田目流姓名判断を作り出す。自らも名前の最後に「．」を加え改名、開運している。