十二支「子（ねずみ・ね）」の性格、恋愛傾向、仕事運、相性占い【四柱推命】

十二支の最初の「子（ね・ねずみ）」。
十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「子」の担当月は12月。二十四節気の「大雪（たいせつ)」と「冬至（とうじ)」の時期です。
担当時間は深夜23時〜1時の2時間。
寒くて暗い陰の気から、冬至を超えたり日付が変わるなどしてゆっくりと陽の気が入り込むことによる、新たな活動の始まりを象徴します。

「子」の基本性格

しっかりと周りを観察し、さまざまな可能性を慎重に考慮した上で、｢今だ｣というタイミングを直観的に察知して行動を起こします。そして、いざ動き出せば高い集中力を発揮。狙ったチャンスは逃がしません。ピンチに陥っても火事場の馬鹿力が出てくるでしょう。また、幅広くさまざまな趣味を楽しむのも特徴。
ただ、何かを始めたら早く結果が欲しくて焦る場合が。あまり欲がないので、ある程度のレベルのことができたり小さな結果を出したりすると｢これでいいや｣と満足してしまうところも。深く踏み込んでこだわったり続けたりしてみると、さらに魅力や能力が光ります。

十二支同士の相性は、現実的な側面（価値観、結婚後の生活、性生活など）における相性を示します。
相性がいい場合、ふたりの人生において発展性が生まれますが、相性が悪い場合には、感覚のズレが原因で生活面でうまくいかなくなることがあります。

「子」から見た相性相関図

一般的に、「子」と最も相性がいいとされるのは「丑（うし）」です。
その次に相性が良いのは、西洋占星術のホロスコープ的に見て、自分と120度の関係にある「辰（たつ）」と「申（さる）」とされています。

「子」と「子（ね・ねずみ）」の相性

思考パターンが同じで、ふたりとも直観力が高いので、言葉にしなくても通じ合えるものがある相性。抜かりのなさも共通点で、ふたりで一緒に計画したことはスムーズに進む場合が多いはず。どんな関係性であっても、大きなトラブルになることはないでしょう。お互いに踏み込み過ぎず、ほどよい距離感でさり気ない気遣いをし合いながら関わっていきます。

「子」と「丑（うし）」の相性

｢子｣は機敏で｢丑｣はじっくり粘り強いなど、性質としては正反対の部分もあるふたり。だからこそ支え合い、補い合うことができる最高の相性です。特に、結婚するととても仲良く日々を過ごすことができるでしょう。｢子｣が愛情を込めて尽くし、｢丑｣が甘える夫婦になります。また友人関係であれば、｢子｣が｢丑｣の魅力を周りに伝えながら交友関係を広げていくはず。

「子」と「寅（とら）」の相性

機敏な｢子｣と大胆さのある｢寅｣は、｢面白そうだ｣となれば早速行動を起こします。そのリズムが合い、楽しく盛り上がる相性。｢子｣がリードして動くことが多いはず。その中で｢寅｣の魅力や長所が引き出され、ますます心地良い雰囲気が生まれるでしょう。｢寅｣がいつでも本音を言えるように、｢子｣が気遣いを忘れずにいると最高です。

「子」と「卯（う・うさぎ）」の相性

お互いの考えていることがなかなか掴めないふたり。好きなことや心地良さを感じることが違うので、一緒にいるとお互いに疲れてしまうでしょう。特に恋愛関係になると、トラブル発生の予感。｢卯｣の主張が強くて｢子｣がついていけなくなる場合も。それぞれの考えを尊重しながら話したり、つかず離れずの距離感でいたりすると、お互いの良さが見えやすくなります。

「子」と「辰（たつ）」の相性

気が合うふたり。｢子｣が明るい空気を作ってリードすることが多くなりますが、お互いに助け合いながら大きなことをやってのけます。特に恋愛面で惹かれやすい相性でもあり、｢子｣の褒め言葉が｢辰｣の恋心を盛り上げるでしょう。セックス相性が良いので、けんかをしたときには話し合いよりもスキンシップのほうがはるかに解決が早いはず。

「子」と「巳（み・へび）」の相性

チームワークを大切にする｢子｣と、自分のやり方を貫きたい｢巳｣は、重視するポイントが違ってなかなか噛み合いません。｢子｣としては、｢巳｣の言動に苛立つこともあるかも。ただ、違う部分を認めると尊敬の気持ちも生まれ、良好な関係を築きやすくなります。どんな関係でも、｢子｣から接近することが多いのですが、親しくなると｢巳｣の独占欲が強く出てくるのも特徴。

「子」と「午（うま）」の相性

お互いを知るほどに｢性格が違う｣と感じるふたり。パワーバランスとしては、どちらかというと｢子｣のほうが強くなることが多いでしょう。特に恋愛ではけんかになることも多い相性ですが、それでも惹かれ合ってしまうのも特徴です。どんな関係であっても、お互いに聞く耳を持って意見を尊重し合うことが和やかな空気を保つ秘訣。

「子」と「未（ひつじ）」の相性

物事を進めるペースやこだわるポイントが違い、お互いに対して苛立ちが生まれやすい相性。一緒にひとつのことを進めていると、衝突する場面も少なくないでしょう。恋愛関係になると、けんかが多いけれど惹かれ合う気持ちも強くて腐れ縁になりやすいふたり。｢子｣がその気になれば結婚へと進めますが、ちょっとしたこともマメに相談するのが平和な家庭生活を続けるカギになります。

「子」と「申（さる）」の相性

一緒にいると自然と空気が盛り上がる相性。ふたりとも頭の回転が速くて直感的に動けるので、何をしてもテキパキと進めることができます。｢申｣がリードする場面も多いのですが、｢子｣が困ったときには真っ先にサポートしてくれるはず。また、出会いから一気に恋心が高まるのも特徴。一時的な勢いだけでなく、尊敬も生まれて長続きします。セックス相性も良いのでかけがえのない愛情を育めるでしょう。

「子」と「酉（とり）」の相性

考え方や物事の進め方が違うふたり。｢子｣がチャンスに手を伸ばしたいときでも、｢酉｣はリスク面が気になってブレーキをかけてしまうでしょう。ライバル関係にもなりやすい相性です。よく考えて言葉を選ぶことがトラブルを防ぐコツ。恋愛では、楽しく過ごせるのですが、まじめな話し合いをすることが長続きの秘訣になります。またどんな関係でも、お金の貸し借りはトラブルの元になるので気をつけて。

「子」と「戌（いぬ）」の相性

細かい部分で考え方や取り組み方が違うふたり。どちらかというと｢戌｣のほうが自分を強く打ち出すので、｢子」が自分を抑えて争いを避けている場面も多い相性。それでも、物事に対するまじめさは共通点なので、一緒に何かに取り組めばきちんと進めていけます。｢子｣から｢戌｣にマメに報告や相談をすると足並みが揃いやすくなるでしょう。金銭を一緒に扱うときは、｢子｣が主導権を握って。

「子」と「亥（い・いのしし）」の相性

普段は淡々とした関わり方になるけれど、いざとなるとお互いの欠点を補い合うことができる相性。｢子｣が何かを主張したり思い切った行動を起こしたりするときには、｢亥｣がとても心強い存在になります。また、｢亥｣の視野が狭くなっているときには、｢子｣から的確なアドバイスができるでしょう。楽しいデートができる相性でもあります。

十干と十二支が組み合わさることで、全60種類の「六十干支（ろくじっかんし）」が形成されます。この六十干支は、それぞれが陰陽の性質と異なる特徴を持ち、細やかな個性を生み出します。

六十干支リスト

この中で「子」の性質を持つ組み合わせは5種類。異なる十干の影響を受け、同じ「子」であっても少しずつ違う性格や運勢が現れます。
↓こちらのページで、ご自分の六十干支を確認してみましょう（自動計算あり）。

あなたはどの「子」タイプ？