十二支「卯（うさぎ・う）」の性格、恋愛傾向、仕事運、相性占い【四柱推命】

十二支の4番目の「卯（う・うさぎ）」。
十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「卯」の担当月は3月。二十四節気の「啓蟄（けいちつ)」と「春分（しゅんぶん)」の時期です。
担当時間は早朝5時〜7時の2時間。
春や朝を迎え、土から芽が顔を出し勢いよく伸び伸びと成長を始める様子を象徴します。

「卯」の基本性格

好きなことや好奇心が湧いたことについては、人一倍の情熱を注ぎます。普段はソフトでのどか、どこかのんびりとしているところがあっても、｢これをやりたい｣と思ったときにはかなりスピーディーに行動を起こします。しかも、細かいところまでしっかりと目を配るでしょう。
ただ、持続力があるタイプではありません。大騒ぎして始めたことでも、少し時間が経つと急激に興味の熱が下がってしまうことも。時間やお金を無駄にしているような印象も与えますが、本人は｢楽しめたから問題ない｣とあっけらかんとしているでしょう。その気楽さは魅力でもあります。

十二支同士の相性は、現実的な側面（価値観、結婚後の生活、性生活など）における相性を示します。
相性がいい場合、ふたりの人生において発展性が生まれますが、相性が悪い場合には、感覚のズレが原因で生活面でうまくいかなくなることがあります。

「卯」から見た相性相関図

一般的に、「卯」と最も相性がいいとされるのは「戌（いぬ）」です。
その次に相性が良いのは、西洋占星術のホロスコープ的に見て、自分と120度の関係にある「未（ひつじ）」と「亥（い・いのしし）」とされています。

「卯」と「子（ね・ねずみ）」の相性

深く関わろうとするほどに、お互いの短所が目についてイライラしてしまう相性。｢卯｣は｢子｣に対して神経過敏だと感じ、｢子｣は｢卯｣をいい加減だと受け止める場合が。また恋愛関係になると、｢卯｣は｢子｣からワガママだと言われて窮屈な思いをするかもしれません。距離を置いて感情が乱れないようにするのがベスト。

「卯」と「丑（うし）」の相性

ここぞというときにスピーディーな｢卯｣と、何事もじっくり派の｢丑｣では、対等な立場で足並みを揃えて物事を進めようとすると衝突が起こりやすくなります。｢卯｣はイライラし、｢丑｣はハラハラしてしまうでしょう。また、｢丑｣の頑固さに｢卯｣が付き合いきれなくなってしまうことも。どんな関係だとしても、役割分担や主導権をはっきりさせましょう。また、誤解を防ぐために会話を増やすのもカギ。

「卯」と「寅（とら）」の相性

お互いに話し合い、協力しながら物事を進めていける相性。｢卯｣が迷っているときには、｢寅｣が決断力を発揮して方向性を定めてくれます。ふたりともリラックスして関わっていけるので、恋愛も自然に始まるでしょう。どんな関係であっても、｢卯｣が｢寅｣の話に耳を傾けることで平和な空気がいっそう深まります。

「卯」と「卯（う・うさぎ）」の相性

息が合うふたり。のんびりと構えていても、同じタイミングで俊敏に動くスイッチを入れるでしょう。また、趣味や興味の方向性が似ていて自然と話が盛り上がります。どんな関係でも、一緒に楽しく遊べる雰囲気が漂うはず。お互いにほかの人には見せないワガママが出たり、ライバル関係になったりすることもありますが、いつの間にか穏やかな空気が戻っています。

「卯」と「辰（たつ）」の相性

お互いに自分にはない一面を認め合いつつも、｢何となく気に障る｣という感情も抱きやすい相性。ちょっとしたひと言や表情にカチンとくることもあるでしょう。それが原因でけんかになることも。夫婦になると、トラブルを避けるために会話が減ってしまう場合もあります。どんな関係であっても、｢卯｣から歩み寄るように意識するのが平和に関わり続けるカギです。

「卯」と「巳（み・へび）」の相性

ごく自然に言いたいことが通じ合ったり、助け合ったりできるふたり。｢卯｣の瞬発力と｢巳｣の根気強さがうまく噛み合い、物事がスムーズに進みやすいでしょう。お互いの能力や長所を認め合いながら信頼を深めていけます。また、ロマンチックな恋愛ができたりオープンな夫婦関係を築けたりするはず。｢巳｣の独占欲を満たすことが、良好な関係をスムーズに保つポイントです。

「卯」と「午（うま）」の相性

対等な関係だと衝突することも多く、上下関係があったほうが平和に付き合える相性です。どちらが上の立場だとしても、｢卯｣が｢午｣に寄り添っていくと平和な空気を保ちやすくなります。友達やカップルの場合は、普段は仲良くできますが、言葉足らずや誤解を招く言い方がきっかけで亀裂が入る可能性が。言葉の選び方に気をつけるといいでしょう。

「卯」と「未（ひつじ）」の相性

リラックスできる相性です。特に｢卯｣にとってメリットが多く、ほかの人には見栄や意地を張ってしまう場面でも、｢未｣に対しては素直になれるでしょう。また、知り合ってすぐに意気投合しやすく、特別なことをしなくても一緒にいるだけで心が満たされるので、恋愛や結婚もうまくいきやすいはず。セックス相性も良いのが特徴です。

「卯」と「申（さる）」の相性

ソフトな｢卯｣と愛嬌のある｢申｣は楽しく過ごせる場面も少なくありません。ただ、｢申｣が軽いノリで言った冗談が｢卯｣の心に突き刺さることも。また恋愛関係であれば、｢申｣が｢卯｣の嫉妬心を刺激するような言動をする場合もあるでしょう。傷つくようなことをされても重く捉えず、｢申｣には悪気はないのだと受け止めておくことが大切。

「卯」と「酉（とり）」の相性

なかなか意見が合わない相性。また、表面的には穏やかに振る舞っても、内心ではお互いに対抗心が燃え上がってきます。お互いの欠点が目について苛立つことも少なくないでしょう。夫婦になるとけんかが起こりやすいのですが、結果的に｢卯｣が引いて｢酉｣の意見が通ることが多くなります。「酉｣を持ちあげるような接し方をすると穏やかに関わりやすくなるはず。

「卯」と「戌（いぬ）」の相性

あえて言葉にしなくても気持ちが通じ合ったり、それぞれの個性が相乗効果を発揮したりするふたり。居心地が良いだけでなく、それぞれの能力を高め合うことができます。どんな関係でも、すぐに信頼が生まれるでしょう。｢戌｣は｢卯｣の視野を広げて、最高の協力者になってくれます。また恋愛では、初対面ではないような親しみを感じてすぐに意気投合し、自然と関係が長続きするでしょう。

「卯」と「亥（い・いのしし）」の相性

お互いの能力や長所を素直に認め合うことができるだけでなく、それぞれの能力が相乗効果を発揮する相性です。余計な気を使わずに一緒にいられるので、自然と笑顔が生まれるはず。それだけでなく、協力して物事を進めると連帯感がとても強くなるでしょう。知り合ってから早い段階で恋愛が生まれ、カップルになるとセックス面でも相性の良さを感じられます。

十干と十二支が組み合わさることで、全60種類の「六十干支（ろくじっかんし）」が形成されます。この六十干支は、それぞれが陰陽の性質と異なる特徴を持ち、細やかな個性を生み出します。

六十干支リスト

この中で「卯」の性質を持つ組み合わせは5種類。異なる十干の影響を受け、同じ「卯」であっても少しずつ違う性格や運勢が現れます。
↓こちらのページで、ご自分の六十干支を確認してみましょう（自動計算あり）。

あなたはどの「卯」タイプ？