忘れられない恋「元恋人があなたを思い出すとき」復縁占い。vol.9

この占いは、西洋占星術の「月星座」を使用する占いです。

（「月星座」とは、生まれた瞬間の月が、地球から見てどの星座の方向にあったのかということ。）

月星座が牡羊座の人は、過去に対するこだわりがあまりありません。その目はいつでも今この瞬間と、少し先の未来に向けられているので、思い出に浸っている暇はないのかも。

相手のことをすっかり忘れてしまったわけではありませんが、ふたりで経験した出来事が「もう終わったこと」と自分の中で区切りがつくと、あとはほとんど思い出すことはないでしょう。もちろん、経験として学んだことはしっかり身についていますが、それと思い出とは別なのです。

少々寂しい気もしますが、付き合っていた当時に嫌だったこともすっかり水に流しているはずです。もし再会する機会があれば、相手の顔を見た瞬間、懐かしさで満面の笑みが浮かぶことでしょう。

日常の何気ない行動の中で、ふたりで一緒に経験したことが再現されると、相手のことを思い出すようです。たとえば、一緒に見た映画がたまたまテレビで放映されているのを見たときや、ふたりでよく食べていたものを口にしたとき、相手との思い出がまざまざと脳裏によみがえるでしょう。

記憶と五感が強く連動しているのが、月星座が牡牛座の人の特徴。そのため、ちょっとしたきっかけで相手のことを思い出していることでしょう。

ふたりで過ごした日々の中で、楽しかったことや切なかったことなどさまざまな思いを追体験するうちに、思い出は少しずつ風化していきます。そのため、復縁を持ちかけたいならタイミングはあまり遅くならないほうがいいのかもしれません。

月星座が双子座の人のところには、不思議にさまざまな情報が集まってきます。相手が今どうしているか、といった情報もごく自然に耳に入っているはずですから、その流れで「今どうしているかな」などと思い出します。そんなときは相手がかつて送ったメッセージや写真等を何となく見返しては懐かしさに浸ったり。自分からコンタクトをとるのははばかられるものの、相手から再び連絡がきたらどんな対応をすればいいかな、などと考えることもあるようです。

連絡先は残しておくタイプなので、連絡してみると案外気軽に返信が返ってくるかもしれません。

相手の口ぐせである言葉がふと口をついて出たとき、「意外と強く影響を受けていたんだ」と驚き、同時に「今どうしているだろう」と懐かしく相手を思い出すでしょう。

月星座が蟹座の人は、身近な人の普段の言動に強く影響を受ける傾向があります。たとえば、畳んだタオルは向きをそろえる、早寝早起き、使ったものはすぐに片付けるなど、小さなこと。相手に合わせて身につけた生活習慣は、その先の相手の人生にずっと寄り添っていくものとなるでしょう。

無意識で起こす行動の中に、ふと相手の痕跡を見つけ出すことで、相手の感情は少なからず揺さぶられます。それと連動して、相手との楽しかった思い出が引き出され、忘れがたい存在となるのです。

月星座が獅子座の人は、サバサバしているようで意外と繊細。過去の恋人のことも、単純なきっかけでよく思い出します。たとえば容姿やファッションがよく似た有名人をテレビなどで見たり、街を歩いている人の中に相手と似たタイプを見つけたりすれば、思わず目で追ってしまうでしょう。

見た目ばかりではなく、行動パターンや考え方が似ている人に接したときも「相手と同じタイプの人だ」などと記憶がよみがえります。その特徴的な部分に心を救われたり、はたまた手を焼いたりした思い出があるならなおさらです。

そうして相手を思い出すと、しばらくの間は「どうしているだろう、連絡してくれないかな」などと思いを巡らせるでしょう。

たとえば体調不良や怪我などで思うように動けないときや、仕事や人間関係のストレスがたまっているとき、どうしても相手の顔が思い浮かぶようです。

月星座が乙女座の人は、健康管理に常に気を配っているため、調子が悪くなってくると人一倍不安になりやすいのです。また、本来はあまり人を頼りにしませんが、不安やストレスで心が弱ってくると、ごく親しい人だけに悩みを打ち明けて、少しでも楽になりたいと願うでしょう。

そんなとき、元恋人に相談したらどんな答えが返ってくるだろうか、と妄想しているかもしれません。もし相手の体調が悪そうなのを見かけたら、遠慮せずにひとまず声をかけてみるといいでしょう。きっと喜ぶはずです。

月星座が天秤座の人の特徴の一つとして、比較で物事を考えることが挙げられます。ストイックに自分を磨き抜き、ダイエットや若返りなどイメージチェンジに成功すると「この姿を見たら相手はどんな反応をするだろう」と考えるようになるのです。逆もまた然り。体型が崩れたり老けてしまったりした場合も、過去の自分と今の自分、そして過去の相手と今の自分を比べて考え込んでしまいます。

自分が相手からどう見られているかをことさら気にする月星座天秤座の人は、かつて褒められたときの自分の姿と今の変化に気づいたときに、幾度となく元恋人を思い出すでしょう。

別れた恋人のことをいつまでも覚えているのが、月星座が蠍座の人の特徴です。普段は忘れていたとしても、ふとしたときに思い出の宝箱を開けて、楽しかった思い出をそっと愛でる……それもまた、恋の楽しみの一つなのです。

特に孤独を感じているときには、その傾向が強くなるでしょう。忙しくてなかなか周りの人とコミュニケーションがとれないときや、自分の考えをうまく伝えられないとき。また、理解のない人々に囲まれて心が折れかけているときなどは、過去の恋人との温かい思い出が心の支えとなるのです。

そうしているうちに、次第に再会を望むようになります。自分から言い出すことはなかなかできませんが、何かしらチャンスを探して少しずつ行動を起こし始めるでしょう。

月星座が射手座の人にとって、旅は人生の楽しみの一つ。さほど遠くではなくても、日常から解放されて知らない土地に足を踏み入れて自由を味わうことは、心の洗濯のようなものなのです。

そうして心の自由を取り戻し、気持ちに余裕が生まれると、ふと過去の恋が思い出されます。相手の笑顔、そのときの楽しさや切ない感情などが脳裏に蘇り、どことなく甘酸っぱい気分を味わうのです。その断片的な美しい記憶が組み合わさると「相手は今どうしているかな」と恋しい気持ちになるのでしょう。

その後日常に戻ってしばらくすると、美しい思い出も次第に記憶の底に沈んでいきますが、その前に何らかのきっかけがあれば、再会を望むこともあるようです。

普段はとても気丈で、何があろうと前向きにコツコツと進んでいくのが月星座が山羊座の人の特徴ですが、仕事が忙しかったりトラブルに見舞われたりして体力気力も消耗しているときには、さすがに落ち込んでしまいます。しかし、それを人に吐き出すことが苦手で、つい頑張ってしまうので、無理が重なってしまうのです。

そんなとき心の救いになるのが、過去の恋人との思い出です。以前にも似たようなことがあったとき、愚痴を聞いてくれたりなぐさめてくれたりしたな……と懐かしく思い出し、温かい気持ちになるのでしょう。その一方で、今の自分にはそうしてくれる存在がいないことが、普段以上に寂しく思われるのです。

そんなとき、ふと復縁が心をよぎるかもしれません。

月星座が水瓶座の人は、終わった恋のことを懐かしく思い出すことはあまりありません。思考が非常に合理的なので、思い出は思い出として大切にしまっておき、必要なときだけ思い出すのです。また、思い出すことによって感情を揺らがせることもあまりありません。

ただ、元恋人と共通の友人知人に遭遇すると、その人との記憶とともに、自分の意思とは関係なく自動的に相手のことが思い出されるのです。

仲間たちと一緒に遊んだことや、協力して何かを成し遂げたこと。その人々に恋を応援してもらって元恋人と結ばれたことなど、懐かしい記憶が一度に押し寄せて、少し戸惑ってしまうのかもしれません。そして、またあのときのようにみんなで遊べたら……などと漠然と考えることもあるでしょう。

映画やマンガなどではラブロマンスものが好きで、恋の妄想も得意なのが、月星座が魚座の人です。そういったフィクションの世界で自分自身の過去の恋と似た状況のストーリーを見ると、周りが見えなくなるほど没入し、全力で感情移入します。

そうしているうちに、自分の記憶もすっかり美化されてドラマ仕立てに。過去の恋人との甘い思い出に浸るだけではなく、相手への愛着を再び蘇らせることもあります。

夢と現実の区別はそれなりについているので、こうして想像の世界に入り込んで遊ぶことで非日常体験を楽しみ、気持ちをリフレッシュさせているのでしょう。ただ、その後しばらくの間は頭の中が興奮状態のため、復縁にかなり前向きになることもあるはずです。