「丙午(ひのえうま)」の性格、恋愛傾向、男女別の特徴【四柱推命】
目次
「丙午」は「丙」と「午」の性質を合わせ持つ
「丙午(ひのえうま)」は、四柱推命の十干(じっかん)の「丙(ひのえ)」と十二支の「午(うま)」が組み合わさったもの。
「丙」は五行の「火の陽」
「丙(ひのえ)」は、陰陽五行説における「木火土金水」の5つの気の「五行」を、陰と陽にわけた「十干(じっかん)」のひとつ。「丙」は「火の兄(え)」であり、陰陽では「陽」とされています。
空にさんさんと輝き、見返りなど求めず明るさと温かさを注ぐ太陽を象徴します。
「丙」はどんな性質?
明るくて寛大、裏表がなくさっぱりとした性格の持ち主で、何事にも自信を持って積極的に行動を起こします。ただ、そんなつもりはなくても強引になってしまうことも。
「午」の季節は「初夏の6月」
十二支の7番目の「午(うま)」。十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「午」の担当月は6月。二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」と「夏至(げし)」の時期です。
担当時間は昼間11時〜13時の2時間。
時間を「午前、午後」で表すのは、十二支の「午の刻」を境にしているからです。
「午」はどんな性質?
陽気・俊敏・好奇心旺盛などの性質を備えています。
巧みな話術で周囲を楽しませます。また、さまざまなことに興味を抱き、思いついた瞬間に動き出すフットワークの軽さも。それだけにスローペースな人には苛立ちを覚えることもあるでしょう。
「丙午」はどんな性格?
「丙午」の基本性格
スケール大 行動的 圧倒的存在感
「丙」の自信と「午」のスピード感が合わさって、前向きでスケールの大きな性格の持ち主。
思いつくことが大胆な上に、それを堂々と笑顔で語る明るさもあります。そして、自分がイメージしたとおりにどんどん行動に移していくでしょう。「無理に決まっている」と言われることも、やる気と勢いで実現させる力の持ち主です。時には、細かいことを見落としたりおだてに乗りやすくなったりする場合も。それでも、弱い部分を見せない強さを持っているので、どんなグループにいても圧倒的とも言える存在感を持ち、リーダーとして頼られるようになるでしょう。
「丙午」の恋愛傾向
交際前も恋人になってからも、恋愛の主導権を握ります。気になる人には、たとえ恋人がいても積極的に自分の存在をアピールするでしょう。またしっかり者の一面を恋愛でも発揮するので、甘えんぼうや年下の人との恋愛は長続きします。特に、時々出るワガママを「ここが魅力」と受け止めてくれる人とは、お互いのすべてを受け入れ合えるはず。
「丙午」の仕事運
仕事では、持ち前の前向きさや行動力を存分に発揮できます。着眼点の鋭さも大きな武器となるでしょう。組織の中にいるより、自分のビジネスを持ったほうがのびのびと高い能力を発揮できて成果が上がります。ただ、細かい計算や作業が必要なジャンルはストレスに。
フランチャイズの飲食業、不動産業や金融業は適職。福祉施設の経営や役者、自由業でも力を発揮できます。
女性の特徴
嘘も隠し事もごまかしもない、さっぱりとした明るいタイプ。負けず嫌いな一面もあり、負けたり失敗したりすると一気に落ち込みますが、切り替えて立ち直るのも早いでしょう。
男性の特徴
「これをしたい」「こうなってみせる」という情熱と上昇志向がとても強いタイプ。時には強引に自分の意見を通すこともありますが、基本的にカラッとおおらかです。