「戊申(つちのえさる)」の性格、恋愛傾向、男女別の特徴【四柱推命】
目次
「戊申」は「戊」と「申」の性質を合わせ持つ
「戊申(つちのえさる)」は、四柱推命の十干(じっかん)の「戊(つちのえ)」と十二支の「申(さる)」が組み合わさったもの。
「戊」は五行の「土の陽」
「戊(つちのえ)」は、陰陽五行説における「木火土金水」の5つの気の「五行」を、陰と陽にわけた「十干(じっかん)」のひとつ。「戊」は「土の兄(え)」であり、陰陽では「陽」とされています。
どっしりと構えて木々を茂らせる山を象徴します。
「戊」はどんな性質?
落ち着いた性質で、ゆったりとして飾り気がなく、まじめです。根拠のない自信があり、自分のスタイルを貫くことができるでしょう。ただ内面には、マグマのような激しい気性も潜んでいます。
「申」の季節は「夏の8月」
十二支の9番目の「申(さる)」。十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「申」の担当月は8月。二十四節気の「立秋(りっしゅう)」と「処暑(しょしょ)」の時期です。
担当時間は午後15時〜17時の2時間。
「申」はどんな性質?
自信・スピード・愛嬌などの性質を備えています。
好奇心が強くて、気になったことには自信をもって飛びついていきます。賢い頭を使ってスピーディーで柔軟に行動。あまり人に合わせず自分のペースで動きますが、愛嬌があるので許されるし愛されます。
「戊申」はどんな性格?
「戊申」の基本性格
物腰柔らか 損得勘定なし 恋では甘い
「戊」の飾り気のなさと「申」の愛嬌が合わさって、人とのコミュニケーションをとても大切にするタイプです。
誰と接するときでも、ソフトで前向きな雰囲気を漂わせるでしょう。それは表向きのポーズではありません。損得など一切計算せずに人の役に立とうとする真心の持ち主でもあり、仁義を大事にします。一方で、感受性が細やかな一面も。芸術や自然を味わう豊かな心を持っています。繊細だからこそ、実は心の奥底でいつも何かを心配していたり考え過ぎてしまったりすることもありますが、それも優しさの表れ。また、危険を察知するセンサーが鋭いのも特徴です。
「戊申」の恋愛傾向
恋愛では、ロマンチストになるのが特徴です。好きな人を情熱的に追いかけることもあるでしょう。また恋人同士になると、「いつも一緒にいたい」と思うタイプ。カップルが集まるデートスポットに出かけたり、記念日や誕生日などを甘く演出したりするような、うっとりとする交際が理想です。相手の欠点を見つけると一気に恋心が冷めてしまう場合もありますが、そこを乗り越えると長続きしやすくなります。
「戊申」の仕事運
ある程度年齢と経験を重ね、中堅以降になってから大きく花開く仕事運です。特に、専門知識や専門技術を必要とする分野、自分のペースで進められる仕事、センスが求められるジャンルで活躍できるでしょう。
通訳や校正、アロマに関する仕事は適職。漫画家や小説家、芸能関係や動植物を扱う仕事、レジャー産業でも能力を発揮できます。
女性の特徴
どこかおっとりとした雰囲気を漂わせる優しい人。インスピレーションが鋭いのも特徴で、ゴールを思い描くと、到達までの道のりも瞬時にイメージして進んでいけます。
男性の特徴
周りにいる人たちを楽しませようという気持ちが強いタイプ。同時に、トラブルが起きないように立ち回ることもできます。頼まれごとは断れないという人の好さも。