「甲寅（きのえとら）」の性格、恋愛傾向、男女別の特徴【四柱推命】

四柱推命の日柱干支で占うあなたの性格。六十干支の51番目にあたる「甲寅」の性格や恋愛傾向、仕事運について解説。

2024.11.28

「甲寅」は｢甲｣と｢寅｣の性質を合わせ持つ

「甲寅（きのえとら）」は、四柱推命の十干（じっかん）の「甲（きのえ）」と十二支の「寅（とら）」が組み合わさったもの。

「甲」は五行の⁨⁩「木の陽」

「甲（きのえ）」は、陰陽五行説における「木火土金水」の5つの気の「五行」を、陰と陽にわけた「十干（じっかん）」のひとつ。「甲」は「木の兄（え）」であり、陰陽では「陽」とされています。
真っ暗な土の中から固い地表を突き破って芽を出し、迷いなく天へと伸びる樹木を象徴します。

「甲」はどんな性質？

信念と向上心が強く、責任感があって面倒見がよい大きな器の持ち主です。反面、まっすぐ過ぎて頑固になったり、理解されないこだわりを貫くことも。

「寅」の季節は「晩冬の2月」

十二支の3番目の「寅（とら）」。十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「寅」の担当月は2月。二十四節気の「立春（りっしゅん)」と「雨水（うすい)」の時期です。
担当時間は深夜3時〜5時の2時間。
旧暦では1年の始まりを告げる立春や朝を感じ出す時間帯から、虎視眈々と動き出す様子を象徴します。

「寅」はどんな性質？

思慮深さ・勇気・大胆さなどの性質を備えています。
行動を起こす前は細心の注意を払って観察や準備をして、いざとなれば大胆に行動を起こす勇気の持ち主。いったん迷うと決断が遅くなりますが、理屈で考えず感覚で動けば本領を発揮できます。

「甲寅」はどんな性格？

「甲寅」の基本性格

強靭な精神　巧みに人脈拡大　恋は一途

｢甲｣の向上心と｢寅｣の理想をとことん追求する姿勢が合わさって、とても強い精神力の持ち主です。
何か目標を定めれば、達成するまで｢必ずできる｣と信じる気持ちを失わずに進んでいけるでしょう。途中で壁にぶつかっても、引き下がってしまうことはありません。失敗から学び、成長しながら着実にゴールへと近づきます。｢こうする｣と決めたら引かないので、時には頑張り過ぎてしまうこともありますが、その中でさらに精神力を鍛え上げていくのです。また、ズルいことはせずまじめに物事に取り組みつつ、メリットのある人脈を巧みに広げるというバランス感覚の持ち主でもあります。

「甲寅」の恋愛傾向

恋愛では、ちょっとしたきっかけで恋心を刺激される、惚れっぽい一面が出てきます。特に、｢ホッとできる｣と感じる瞬間があると恋に落ちる傾向が。そして、気になる人にはかなり強気にアプローチをするでしょう。その想いはとても一途でまじめです。ただ、心の半分ではのめり込むような情熱を燃やし、もう半分ではそんな自分を冷静に見ているところがあります。

「甲寅」の仕事運

仕事となると、分析力と判断力の高さ、それから冷静さを存分に発揮します。張りつめた空気の中でも、焦ったり取り乱したりせず、落ち着いて状況を観察して的確な判断ができるのです。また、組織の中で人の上に立つようになったり、自分のビジネスを持ったりする仕事運も。
交渉やマーケティングなどの仕事、カスタマーサポートなどは適職。不動産業や金融業でも能力を発揮します。