タロットカード【女教皇】正位置・逆位置の意味とキーワードをまとめて解説
目次
タロットカード【女教皇】の基本意味
2. 女教皇. THE HIGH PRIESTESS
「女教皇」は、高い知性と冷静さを表すカードです。1つ前「魔術師」でスタートさせたことを、次の「女帝」から着々と実現させていくためのヒントを与えるのが「女教皇」。描かれている女教皇は、手にした巻物の内容を正しく理解する知性に溢れています。そして、あらゆる物事を公平に見つめる理性の持ち主。誰かや何かに肩入れや感情移入などせず、伝えるべきことを淡々と伝えるのです。
また2にナンバーを持つタロットである「女教皇」のカードは、物事の二面性や裏表に関するメッセージも送っています。
女教皇に描かれたシンボルの解釈
白と黒の柱
- 相反する2つの要素
- 物事の裏表
青い衣
- 清らかな心
- 冷静さに込められた慈愛
女教皇が手にする巻物
- 神の啓示
- 普遍的な真実
- ハイレベルな知識
海と空
- 未知の領域
女教皇の意味とキーワード
正位置
Keyword
知性
高い品性のオーラ満点。的確に、そして誠実に見つめるべきものと向き合っている
女教皇の正位置の意味は?
まじめで清廉潔白に物事と向き合う姿勢を表します。細やかな観察力で正しい判断を下せるはず。ただ、その細やかさゆえに傷つく場合も。
正位置キーワード
洞察力/清らかさ/繊細さ/経験/学び/キャリア/よき理解者がいる/頭が冴えている
【正位置】悩み別読み解き例
恋愛秘めた憧れ/片想い
仕事キャリアアップ/まじめな働きぶり
対人教え合う/言葉に敏感
決断キッパリ/邁進してOK
逆位置
Keyword
完璧主義
重箱の隅をつつくような指摘は、あなたの品性に傷をつける。許す心を持って
女教皇の逆位置の意味は?
完璧を求めすぎ重箱の隅をつつく状態になっていると伝えています。また、自分に都合のよい部分だけ見て意地を張っている場合も。
逆位置キーワード
批判的/狭い視野/潔癖すぎ/厳しすぎ/空回り/未熟/考えすぎ/疑心暗鬼になっている
【逆位置】悩み別読み解き例
恋愛理詰めの口論/文句が多い
仕事頑固/経験と準備の不足
対人人の短所ばかり見える
決断時期尚早/見落としあり
女教皇を人物やキャラクターに当てはめて読み解く
【正位置】
- 控えめで聡明な人物。「あるべき姿」を強く意識している。
- 情緒と論理のバランスが取れていて、常に冷静で公平な判断ができる。
- 視野が狭く、ヒステリーになりがち。自分の価値観に合わなければ排除しようとする。
- 感情的で子供っぽい。自信のなさや経験不足を隠そうとする。
タロット深ヨミ
女教皇の足元に描かれている三日月は女性性の象徴。しかしこの絵は、牡牛の角と見ることもでき、そうなると強い男性性を物語ります。どんな物事にも二面性があり、見方によって真逆の意味を持つ可能性があることを、「女教皇」は絶妙に伝えているのです。
【女教皇】まとめ
高い精神性を表すカード、「女教皇」は
- 正位置なら洞察力の高さや清廉潔白な精神
- 逆位置なら狭い視野で空回りする未熟さ
を表すカードでした。「女教皇」は、曇りのない目で物事を見れば、多くの気づきがあることを伝えています。正位置の場合は、自分が正しいと感じたことに自信をもって進みましょう。一方で逆位置の場合は、深呼吸をして落ち着いて物事を見つめてください。
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