タロット占い【死】の意味|正位置・逆位置・悩み別解釈もまとめてかんたん解説

正位置の死は終止符を表します。逆位置なら未練が残っているかもしれません。ここでは死の恋愛・仕事・対人・決断のほか、シンボルの意味も解説します。
目次
13番目のカード【死】の基本意味
「死」は、1つの章が終わることを表すカードです。重そうな黒い鎧を着ているのは骸骨の姿をした死神。赤く光る目を持った馬に跨って戦場を進み、その足元には人が倒れています。カードの名前からも描かれている風景からも恐ろしい印象を受けるかもしれませんが、よく見ると奥には太陽が昇りつつあるのが分かります。このカードは、何かが終わることは同時に新たな始まりでもあることを伝えているのです。
また13にナンバーを持つタロットである「死」のカードは、宿命や高尚な魂との繋がりについてもメッセージを送っています。
死に描かれたシンボルの解釈

死神
- 終了、区切り、決着
死神が持つ旗
- 気高い誇り
- ダークサイドに飲み込まれない
昇る太陽
- 新たな挑戦や目標
聖職者
- 逆らわず終焉を受け入れる
倒れた王
- 盛者必衰
- 輝く過去
死の正位置・逆位置ごとの解釈
死の正位置の解釈

正位置のキーワード
終止符 / 変化 / 生まれ変わる / 一新する / 0に戻す / 離別
1つが終わり1つが始まる段階であることを表しています。強制的な終了や別れなど、つらいこともありますが、それを受け入れることで新しい何かが始まります。
【正位置】悩み別解釈
恋愛別れ / 未練を断ち切り次の恋へ
仕事リストラ / 転職 / 異動 / 失敗
対人ドライ / グループから抜ける
決断諦める / やめると決める
死の逆位置の解釈

逆位置のキーワード
諦められない / もがく / 未練 / 起死回生 / 舞い戻る / リトライ
目の前の状況を受け入れられずウジウジとしている状況、物事の収拾がつかない状況を表します。また、以前と同じような状況を再び経験する場合も。
【逆位置】悩み別解釈
恋愛未練 / 復縁の可能性もある
仕事仕事にしがみつく / 再就職
対人中途半端な関係が続く
決断以前失敗したことに再挑戦
死を人物やキャラクターに当てはめて読み解く
【正位置】
- 時間に厳しく、物事をきっちり終わらせることができる。仕上げも丁寧。
- 変化を恐れない。時に厳しい判断を迫られても、動じずに正しい方を選べる。
- 惰性で物事を続けがち。生活や習慣を変える体力がない。
- 未練がましく、諦めが悪い。もしくは起死回生を狙っている。
タロット深ヨミ
「死」に描かれている馬の赤い目は、カード全体の恐ろしい雰囲気を引き立てる印象があります。ただ赤色は、情熱や意欲、エネルギッシュな前進を意味します。何かにピリオドを打つことは、新しい何かを生み出す原動力にほかなりません。
【死】まとめ
ピリオドとスタートを表すカード、「死」は
- 正位置なら踏ん切りをつけて切り替えること
- 逆位置なら過去を引きずっている状態
を表すカードでした。いずれにしても「死」は、過去を過去として認めることの大切さを伝えています。正位置の場合は、明確に終止符を打つことを意識しましょう。一方で逆位置の場合は、過去から何を学べるのかを考えてみてください。
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